天気の良い休日という条件にさそわれ長距離歩きをしました。
自宅作業の自営業にて、カレンダーの色はほぼ関係ない(先方の都合としての関係はある)のですが、しばらく詰まっていたのが抜けたところで ちょっと浮かれた気分です。
以下グーグルマップの 170504山科盆地+大津港 が今回のコースです。
(170504 の前のチェックボックスにチェックを入れると表示されます)
スタートは山科盆地の片隅から。時間は…たぶん11時ごろだったと思います。
大石内蔵助で有名な大石神社の近く、山科神社の参道下から時計回りに進みます。
大石神社(後日の写真です)
できるかぎり山裾の道を選び、盆地のふちを周るつもり。
大石神社の前の道、新十条道に出ず手前からトンネル入り口の上を通っていきます。

(後日の写真)
ここの上からの眺めが良いです。目指す滋賀県境の山あいも見えます。
(と、いいつつこの写真では入っていません。もっと右…)
醍醐道を通り、
滑石(今熊野に抜ける峠道)に向かう道からそれて住宅街を抜けます。
清水焼団地を通り抜け、
新大石道にもどってきます。新幹線を横断するのに一番端の道は、残念ながらここだけ。
一号線(五条通り)に出ます。西側の歩道は途中でなくなるため、先に渡っておきます。
(西を行ってもマンションの陸橋か地下道で渡ることはできます)
五条通りの山越え前に、右の住宅街に逸れ 渋谷街道を通ります。細いけど車の抜け道にあたっているから交通量の多いこと。
交番のある十字路に出る前、北側に石碑があります。疎水から農業用水を引いた功績について遺してあるっぽい。この脇から水路が延びていて、徒歩ならその脇を通ってショートカットできます。
JR東海道本線の上を通る道。
写真にも見えている、人道橋は下が水路の橋になっていて(たぶん水通すのがメイン)面白いのですが、そのまま進むと「端っこを通る」が達成できなくなるから今回はこちらの車道を。
道なりに進む。
と、こんな場所に出てきます。(道なりでなく左の住宅街を通るほうが端っこ道でした)
木の向こうの細い道から写真左にぎりぎり見える分岐、この筋が旧東海道。いずれ歩きたい東海道。ここを横断して道なりに。
三条通に出ます。
出たところには横断歩道がなかった…。
わかりにくいですが、フェンスの向こうに水路が続いています。
奥にはこの水路を跨いで立っている家があります。たぶんこの水路は疎水から水を引いているもの。床下どうなっているんだろう。
町内地図はありがたいです。道なりで疎水へいけます。
この坂の上がそう。
あがったところ… わー わかりにくい写真。
橋の下には水の流れがあります。疎水です。

橋の上に立ちました。
西側、蹴上方面を見たところ。トンネルがあります。
かがんで覗き込むと、トンネルの出口の光が見えます。
ここから疎水べりを行きます。
案内板がそこここにあり、史跡説明もあって親切ルート。
疎水は山をくぐるトンネルに入るため、迂回で住宅街に一度出ます。
この場所で左に折れ、また疎水べりに戻ります。
閑静な住宅地。大きい家、古い家があります。
道が砂地になってきて、ポール先のゴムが滑るのではずしました。かつかつ鳴らしながら行きます。
山科側がたびたび開けて、町が見えます。
お寺、天智天皇陵の裏手を通ったり。疎水ができる前は道があったのかも?
山科駅近く、ぱかーっと開けるところがあります。
一段下がる見晴らし場所があり
祠?があったり。
そこここのベンチでくつろぐ人、行きかう人も多いです。(写真には見事に写りこんでいませんね)
疎水と背後の山の合間にある高校、洛東高校。
羨ましいすてきな環境にありますが、現役高校生にはつらいかも。ここに至るまでなかなかきつい坂道になっています。(疎水へりからでなく、南の山科盆地から通うわけで)

写真左の橋は、疎水を渡って毘沙門堂に向かう道。疎水へりを歩き続ける道は、右の自転車が向かっている道です。ここからは緑地扱いになるのか、グーグルマップでは道を認識してくれません…。埋め込んだ地図では勝手に四之宮に向かってしまっています。
しばらく行くと、大きな疎水トンネルがあります。
そこを越えたあたりでおにぎりのお昼ご飯にしました。
来た道をふりかえった構図。
左にブルーシートがあるのが見えるでしょうか。BBQ集団が3組ほどいました。13時時点で出来上がったおじさん達が大盛り上がりしていました。連休の中日ですねえ。
右の橋の先は「一燈園」です。
ここから疎水のふちはたどれず、南に少しそれて車道に入ります。
疎水の横にもどったときは、水面からだいぶ上を歩いていることになります。山に入っていっていますね。

このように、有難い案内板がぽつぽつあります。
今回は地図を持参していません。めざす「小関越え」は20年…くらい前に2度ほど歩いたところ。行けるつもりでいる。
昔、スーパーだったよ??
大きなイートインスペースのあるコンビニになっていました。私がおにぎりを食べている間に通り過ぎていったひとたちがここでお昼をとっているのを見かけました。なるほど。ここは便利です。
「小関越三井寺」の文字のしたにコンビニが見えますでしょうか。
標識の裏側から撮った写真。ほんと迷わない良い道。京都一周トレイルとはおおちが(ry

京滋バイパスの下をくぐります。まるで谷の屋根のよう。
お寺の横の道、ここから小関越え。
この手前に例の案内板があるから迷いません。
疎水の竪坑。疎水をたどる道はつづく。
この道沿い、すごく細い道のはずなんですが資材置き場がやたらにあって妙な雰囲気です。きつい角度のガタガタ細い道、どうやって入ったのかわからないトラックがとまってます。
さいごの急坂をのぼりきったら峠道に合流します。深い木陰のあるしっかりした車道。
しばらく進んだところにお堂があり、たしかベンチもありました。少し休憩。
小関越えの細い道は実際15分くらいでした。
見えるかな~
琵琶湖の水平線が。
まっすぐ行っても琵琶湖に出られそうですが、左に行くと疎水に出会えるとのことで。
長等神社の前を通ります。お祭りが近いようで、準備がされていました。この手前の等正寺も何か人出があってにぎやかでした。
(神社は三井寺の境内の一部みたいなところだったのだと、あとで地図見て知る)
あ、それっぽいところに出た。
滋賀側ではじめて出会う疎水。トンネルの「入り口」ですね。
これは閘門というのだったか、船が行き来できるようになっているんですね。
1・2年前から疎水をボートで行く企画が始まっていて、行きたいなーと思ってますがすごい抽選倍率とか。
疎水の口をきれいに沿える道はないようなので、大通りに出てから大津港をめざしました。
つーいたー
芝生スペースがこんなにあるとは知らなかった。ひなたぼっこに良い場所です。
人もそこまで多くない。
何か長いものが。地図上では「花噴水」と。時間になったら何か始まるのでしょうか
つりをする人、犬の散歩の人、写真の背後は船乗り場。
大津港ターミナルに入ると案の定お手洗いがあり、有難く使いました。
自販機スペースと待合いもあって、休憩にも使える場所。
帰り、京都に入るルートには東海道を使うことにしました。いずれ三条→日本橋をしたいからあまり通らないようにしたいと思っているけれど、逆ルートだからね。
陸橋から浜大津駅のほうに出て、路面電車の通る西近江路に入ります。
途中、向かいに蝉丸神社下社が。
東海道歩きのときに全部名所寄るわけにもいかないし、ここで行っておこうーと渡ります。
参道を、電車が横切っています。
踏み切り向こうに鳥居。
神社自体は…ちょっとさみしげでした。何か音楽イベントなどが行われるとのポスターがあり、賑わいにはムラがあるのかも。
より道その2、いやこちらが本道か。
向こうに石碑と案内板らしきもの。押しボタン式横断歩道で多数の車を止めて渡ります。(恐縮)自転車のおじさんを道連れに渡ってしまったけど、この先進むと陸橋で車道に戻るようになっていて申し訳なかった。
このわき道には有名な「かねよ」鰻の店があります。15時台なのに満席!
車道に戻りまして、単調にすすみます。
さてこのまま行ってもあまり面白くないかも… 山科ふち歩きもしたいし。
見つけたわき道に入ることにしました。
わき道に入って、振り返ったところ。逢坂山の山あいが中央に見えます。
高架は名神高速道路。
この道、どこに進むかはっきり分かっていなかったのですが、名神より東側、小山のあたりを通っていけました。
ちょっと早めに名神したをくぐってしまいましたが、妙見道のあたりまで続いているようでした。ふち歩き目的では残念。
少し西にとったルート、こちらは新幹線の上を通る道。こんな景色が。

写真中央あたりが、旧東海道のあるあたりのはず。三条通りの峠。
さて写真的見所はこのあとほとんどなく…
しばらく延々と車道、ほぼ名神沿いを行きます。
勧修寺の北あたりで大石道に入り、スタート地点まで行きまして、一周完成です。
17時前にはたどりつけたと思います。
5~10分くらいの休憩を3回、あとは写真をとるのに立ち止まったくらいで、ほぼ6時間歩き続け。スピードはそんなに乗れなかったかもしれませんが 久しぶりにしては疲れすぎず上出来でした。
こんど改めて、山科盆地一周したい。盆地の南端がどこなのかちょっとわかりづらいなあ。醍醐寺のあたりか、小野か。大宅のあたりで一旦高くなっているから、高速のあたりがちょうどではあるのかも。
[0回]
PR